「TOEICでリーディングの点数は取れるのにリスニングが追いつかない」 「自分なりに取り組んではいるものの、勉強方があっているのかわからない」 英語学習者の方であれば、そのように一度は悩まれたこともある方も多いのではないでしょうか。 グローバル化が進むにつれ、英会話力の重要性は増しており、リスニング力が人よりあるだけでも大きなアドバンテージになります。 また、リスニングは英語でコミュニケーションをとる時に一番重要な能力となっていますが、リーディングなどとは違い、これといった勉強法もないため、悩みますよね。 しかし、リスニングはコツを掴めば短期間で点数を伸ばせる範囲でもあるんです! この記事では、リスニングに効果が抜群である勉強法を紹介していきたいと思います。
この記事の10秒要約
・リスニング力が上がらない原因は「発音」にあり
・個人で勉強するならディクテーションやシャドーイングがおすすめ
・ 英語コーチングであれば、自分の弱みに特化した勉強が出来るので効率よくリスニング力を鍛える事が出来る
・リスニング力を上げるのであれば、「PROGRIT」「THE EXPRESSION」「RIZAP ENGLISH」「SMART Method」「スピークバディ」がおすすめ
この記事を書いた人
英語コーチ Hikaru
目次
そもそもなぜリスニング力は上げにくいのか
そもそもなぜリスニング力は上げにくいのでしょうか。 大きく3つの理由が考えられます
リスニング力が上がらない要因
・単語や文法などの知識不足
・発音のルールを知らない
・発音ができていない
それぞれ解説します。
1.単語や文法などの知識不足
よく言われることですが、自分の中にある程度の 単語や文法の知識がないと、音として入ってきた時にもその意味を汲み取ることはできません。TOEICなどのテストでリーディングの点数も取りづらいといった方は、この知識不足である可能性が高いと考えられます。
2.発音のルールを知らない
英語には日本語にない音が沢山あります。 英単語として発音したときの音と、文章の中で発音される音が違ったりすることも多くあります。 英単語の知識はあっても、発音が全く違うとわかるはずがありませんよね。 音と音が繋がる「リンキング」や音が消える「リダクション」などといった、英語特有の発音のルールが英語には沢山あります。 この英語特有の発音ルールを学ぶことによって、リスニング力を上げることができると考えられます。
3.発音ができていない
リスニング力と綺麗に発音する能力は関係ないと思っている方が多いかもしれませんが、この二つの能力、実はとても関係が深いんです。
言語学習において、自分が発音できないことは聞き取ることもできない、と言われています。
自分で正しく発音できる、ということは脳が正しい発音を頭で理解していると言うことです。
そのため、音が耳に入った時も正しい意味として捉えることができます。
発音練習は、正しい発音と意味を理解できているかの確認にもなり、リスニング力を上げると共に美しい発音力を手に入れることができるので、おすすめの勉強法です。
リスニングに対する効果的な勉強法
基礎的な文法や単語を勉強し直す
前項でもお話ししたように、リスニング力が上がらない原因の一つには知識不足が挙げられます。
基礎からやり直すというのは少々回り道に感じてしまう方も多いかもしれませんが、基礎的な力が足りていなかった場合には1番の近道となります。
ディクテーション
ディクテーションとは英語の音声を聞き取り、文字に書いていく勉強方法です。
どの部分が聞き取れていないのかを明確にすることができます。
音声を聞き取り、スクリプトと照らし合わせ、なぜそこの部分が聞き取れなかったのか、自分の頭の中にある英語の発音と実際の発音を照らし合わせていきましょう。
また、これを繰り返すことによって自分の苦手な発音もわかるようになってきます。苦手な発音がわかったら、ノートなどにメモし、意識するようにしましょう。
シャドーイング
シャドーイングとは、英語の音声を流しながら0.5秒ほど遅れて、名前の通り、影のように音声の後について発音していく勉強方法です。
聞き取るだけでなく、自分で発音していくことによって、自分の頭の中にある音声と、実際の音声をすり合わせていくことができます。
英語特有の発音や抑揚などをインプットすると同時にアウトプットしていくことができるのです。
最終的にはスクリプトを見ずについていけるようになることが目標ですが、始めたての方は難しいと思うので、補助的にスクリプトを見ながらゆっくり発音していくのもいいと思います。この方法は発音の練習をしたい方にもおすすめです。
英語コーチングがリスニングに良い理由
リスニングを上げる勉強方法をいくつか紹介しましたが、短期間で着実にリスニング力を上げたいならば英語コーチングをおすすめします。 英語コーチングとは英会話教室とは違い、英語の学び方そのものを指導してもらうサービスです。 個人にあったきめ細やかな学習計画や習熟度チェックなどを受けることができ、なぜリスニング力が伸びないのかを明らかにし、それに対して効果的なアプローチをすることができます。短期間でリスニング力を伸ばしたい方や、TOEICで高得点を目指したい方におすすめです。 以下が英語のリスニング力の底上げに悩んでいる方が、英語コーチングを受講するメリットです。
英語コーチングのメリット
・勉強方法に悩まない
・効率的に時間を使える
・高額だが、自分への投資になるためモチベーションになる
・勉強を継続することができる
それぞれ解説します。
勉強法に悩まない
人間は選択することにとてもエネルギーを使ってしまうものです。 スティーブ・ジョブズは服を選ぶエネルギーが勿体無いため、毎日着る服を同じものにしてしまっている、というのは有名な話ですね。 リスニングの勉強は、いろんな勉強の仕方がある上に自分の弱点が見えづらいため、決断をしていくのは特に疲れてしまうものだと思います。 しかし、英語コーチングは一人一人の習熟度に合わせた勉強法を提示してくれるため、自分で勉強法を調べ、選択をしないといけないという手間が省けます。
効率的に時間を使える
先ほども述べたように、英語コーチングは一番効率的な勉強法を提示し、短い時間で今の自分に一番必要な知識を得ることができます。 それにより、レッスンを受けている時間はもちろんですが、それ以外の時間でも一番効率的な方法で勉強をすることができます。 リスニングの勉強で重要である発音が苦手であれば、発音に特化した勉強が出来るのもコーチングの魅力です。
客観的な自分の弱点や力を知ることができる
リスニング力を上げるには、様々な能力が必要です。文法や語彙の知識、単語の一つ一つを正しく認識する力などです。
しかし、それらを勉強していてもなぜかリスニング力を上げることができず、勉強法が定まらない、という状態になったことはありませんか?
そのような時に必要なのが、客観的な弱点を見つけてもらうことです。英語コーチングの講師によって、自分の弱点を教えてもらうことができます。
高額だが、自分への投資になるためモチベーションになる
英語コーチングは基本的に自分で学習するのに比べて高額です。しかし、その分だけ自分の成長につなげることができます。
もちろん、お金を払うだけでは成長することはできません。
飲み会や友達との遊びに対してお金を使うのではなく、自分の成長に対しての投資という選択をすることができた、ということに自信を持ち、より頑張れるようになります。
また、これだけのお金を払っているのだからより多くのことを学び取ろう、と言う気持ちになれるので英語学習のモチベーションに繋がります。
勉強を継続することができる
リスニング力に限らず英語の勉強全般に言えることですが、継続は不可欠です。
当たり前ですが、短期間で効率的に力を上げるにしても、その短期間は継続してしっかりと取り組まないといけません。しかし、その短期間ですら継続が難しい、と言う方にも中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
英語コーチングの講師は英語の指導だけでなくコーチングに長けた人であるのが一般的です。会社にもよりますが、英語の指導のみならず、時にはなぜ英語を伸ばしたいのか、英語を伸ばすことによって何が得られるのか、など、一人一人の人生設計についても話し合いながらモチベーションを保ってくれます。
リスニングに良いコーチングサービス5選
英語コーチングがリスニング力を上げる理由を説明したところで、リスニングに効果的なサービスのあるコーチングサービスを5つ紹介します。
PROGRIT(プログリット)
プログリットでは独自のフレームワークを用いて弱点を可視化してくれます。 リスニング力が低い、といった漠然としたものではなく、〜の特徴のある単語が聞き取れていない、といった具体的なものです。 また、その弱点を強みに変えてくれる学習法も提示してくれます。毎日の課題添削や週次の課題テストなどで振り返りを行い、その都度最適な学習方法をコーチが導いてくれます。
THE EXPRESSION(エクスプレッション)
こちらでは日本語ネイティブの方が指導をしてくれます。日本で生まれ育った人が英語を習得するプロセスを経験し、理解し尽くしている講師の方が徹底的にサポートしてくれます。 英語の語彙には、他者を理解するための語彙力である受動語彙と自分を表現するための能動語彙があります。リスニングで必要なのは受動語彙です。THE EXPRESSIONではこの二つのタイプを明確に分け、それぞれにフォーカスした効果的な学習法を提示してくれます。
RIZAP ENGLISH(ライザップ イングリッシュ)
ダイエットのイメージが強いライザップですが、こちらは「挫折せずにやり切れる」というメソッドを英語学習にあわせてカスタマイズされたものです。こちらは質の高いネイティブの講師による指導で、英語を聞き英語で理解するという、英語脳養成トレーニングを受けることができます。それにより、短期間で飛躍的に英語力を伸ばすことが可能です。 また、学割もあり、学生の方は33%オフでご利用いただけるのでおすすめです。
SMART Method(スマートメソッド)
英語力ではなく、英会話力を上げるというコンセプトのサービスです。また、ただ英会話をするだけでなく、コーチがあなたの英会話力を細かく分析し、どうすれば話せるようになるのか教えてくれます。こちらはリスニングに特化したサービスはありませんが、英会話力の中にはリスニング力も含まれるため、リスニング力のアップも期待できます。
スピークバディ
こちらもスピーキング力に特化したサービスですが、特徴的なのは講師との英会話に加え、AIによる英会話のサービスもあり、対人が得意でない人にもおすすめです。また、完全オンラインのため、他社に比べ、リーズナブルな価格でサービスを受けることができます。
まとめ
本日はリスニング力の効果的な勉強法についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。 様々な勉強法はありますが、一番効率よく短期間でリスニング力を上げる勉強法は英語コーチングであることがわかりました。 本記事では英語コーチングをおすすめしましたが、一口に英語コーチングといっても、英語学習に対する考え方やリスニング力アップへのアプローチの有無はスクールそれぞれ違います。無料体験会なども多く行っているようですので、気になる方は無料体験会を受けてから自分に合ったスクールを選ぶのはいかがでしょうか。
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