英語学習のモチベーションを上げる方法 | 実際に自分も試した方法をご紹介

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英語学習において一番重要なことは継続ですが、モチベーションが保てず、結果が出る前に挫折してしまうという方も多いと思います。

実際に独学で勉強している人などは特に英語力の上達の実感が湧かなかったり、そもそもの学習方法に迷ってしまったり、色々なモチベーションが下がる要因がありますよね。

そこで本記事では、実際に筆者が行ったことや論文の内容を含めて、英語学習のやる気が爆上がりする方法をお伝えします。
この記事を書いた人

英語コーチ Hikaru

目次

まずは学術的な面からモチベーションを科学しよう

みなさんは「第二言語学習理論」というものをご存じでしょうか?
第二言語学習理論はその名の通り、第二言語を学ぶ際に最適な学び方について研究され発表された理論です。

その中では、日本人の英語学習のモチベーションにおいて重要な要素について述べています。

島国の日本では、基本的に日本語さえ喋れれば生きていく上で不自由はありません。
そのため、英語を学ぶ際に「道具的モチベーション」が重要でした。
道具的モチベーションは、テストで高得点を取ることや会社で昇給をするためなど、本来言語を習得する上ではそれたモチベーションです。(決して悪いわけではありません。)

一方で、英語を話す人のコミュニティに混ざりたいなど、自然的な欲求からなる「統合的モチベーション」が第二言語習得理論では重要だとされています。
統合的モチベーションをもつ英語学習者は、英語を学ぶそのプロセス自体も楽しめる点が特徴で、英語学習のモチベーション維持に悩む人は、こちらのモチベーションを重要すると良いでしょう。

一般的に英語学習者のモチベーションが下がる要因は?

一般的に英語学習者のモチベーションが下がる理由は下記の場合が多いです。

目標が曖昧 / 不適切

英語学習において、はっきりとした目標がないとモチベーションを保つことは難しいです。

例えば、「英語を上達させたい」と思っていても、それが「何のために」という具体性を欠いていると、モチベーションはすぐに薄れます。
仕事での昇進、海外旅行、あるいはお気に入りの海外ドラマを字幕なしで楽しむなど、具体的な目標が学習への継続的な熱意を保つ鍵となります。
目標が不明瞭であると、どのように進めばいいかわからず、やる気を失いかねません。

学習効果が実感できない

英語学習は、成果が目に見えにくく、長期的な取り組みが必要になります。

日々の勉強でも、すぐに大きな進歩を感じることは難しいものです。これが原因で、学習効果を実感できずに挫折を感じることもあります。
たとえば、長い時間をかけて単語を覚えても、実際の会話でスムーズに使えないと、努力が報われていないように感じることもあるでしょう。

学習内容が自分にあっていない

一般的な教科書や学習方法が、必ずしも全ての学習者に適しているわけではありません。
自分の興味や学習スタイルに合わない学習内容だと、学習に対する興味を失ってしまいます。

例えば、「英語で洋画を楽しみたい」という人がひたすら参考書で文法等を勉強をしていると、学習内容が合っていないのでやる気が低下します。
自分の目的や好みに合った教材やアプローチを見つけることが、モチベーションを維持する上で大切です。

勉強方法があっていない

英語学習方法は人それぞれです。グループ学習が得意な人もいれば、一人でじっくり取り組む方が良い人もいます。

自分に合わない勉強方法を続けていると、学習の効率が悪くなり、モチベーションも下がります。例えば、暗記が苦手な人が単語カードを使うよりも、映画や音楽を通じて自然に単語を覚える方が効果的かもしれません。自分に合った学習方法を見つけることで、英語学習がより楽しく、生産的になります。

やる気が爆上がり!英語学習のモチベーションを維持する方法

英語のモチベーションが下がる原因を述べたところで、英語学習のモチベーションを保つ方法をご紹介します。中には私が実際に試していたこともあるので、ぜひチャレンジしていただければと思います。

「統合的モチベーション」を意識した目標を立てる

明確な目標がないままに、勉強をしていることはモチベーション低下に繋がることは説明しましたが、目標を立てる際には「統合的モチベーション」を意識して目標を立てるようにしましょう。

統合的モチベーションは先ほど説明した、昇給やテストのためといったモチベーションではなく、「海外の人と喋れるようになりたい」などの自然的な目標です。

もちろんこの記事を読んでいる人の中にはテストや昇給などといったことのために、英語を学習している人がいることは重々理解していますが、本気でモチベーションを上げるには、その先のビジョンを想像することが重要です。

英語を通して達成できる「将来の自分像」を想像してみてください。
英語が読めるようになり、海外の文献やニュースなどを読んでいる自分や英語がペラペラになって、海外出張で活躍する姿など、誰しもが必ず統合的モチベーションにつながる目標があるはずです。

実際に私も英語で海外の人とパーティで楽しんでいる自分などを想像しながら、英語学習に励んでいました。こういった長期的な目標を描くとモチベーションを上げることが出来ます。

英語学習の環境を変える

英語学習の環境を変えることで劇的にモチベーションを上げられます。
特に誰かと一緒に学習することが、お互いのモチベーションを刺激し合うことができるのでおすすめです。

例えば私は英会話の特別授業に参加したことにより、周りの意識の高さにつられてモチベーションが高まりました。またこういった授業やスクールは強制的に勉強する習慣がつくため、モチベーションに頼らずとも英語力が上がります。

モチベーションに悩んでいる人は、ぜひ英語学習コミュニティやスクールに入ってみましょう。

SNSやYoutubeで見たら刺激をもらえるインフルエンサーを見つける

私の中では、なんとなく今やる気が出ないというスポット的なタイミングでモチベーションを上げるなら、SNSやYoutubeで見たら刺激をもらえるインフルエンサーの動画を見ることが一番だと思います。

私の場合は、海外留学生のvlogをみたり、好きな海外Youtuberの動画を見ることによって、「英語を喋れるようになりたい」「英語が喋れることがかっこいい」と思い、学習に対するモチベーションがぐんと上がりました。

また私の周りには、ただひたすら勉強し続けているアカウント、いわゆる勉強垢を見ることによってモチベーションを上げている人もいました。

リアルで英語学習のモチベーションを上げてくれる人が周りにいない場合は、SNSやYoutubeでそういった役割を満たすインフルエンサーを見つけると良いでしょう。

独学をやめる

独学をやめることもモチベーションを上げる方法の一つです。

独学で英語学習を行うと、どうしても英語力向上の停滞や学習方法に悩んでしまったりなどのモチベーションが下がる要因が発生します。
もし英語学習にお金をかけれるのであれば、スクールや英語コーチングなどに通うことで、効率よく正しいやり方で英語学習を行うと良いでしょう。

特に英語コーチングは専属コーチが付き、学習プランの作成や進捗管理、モチベーション管理等もしてくれるのでとてもおすすめです!

下記の記事ではおすすめの英語コーチングを紹介しているのでぜひお読みください。
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小さな成功体験を積み重ねる

英語学習における小さな成功体験の積み重ねは、学習者のモチベーションを維持し、自信を養う重要な要素です。新しい単語を会話で使ったり、英文メールを書き上げたりするなど、日々の小さな達成を大事にしましょう。

こうした成功体験を認識し、自分自身を祝うことで、学習意欲はさらに高まります。
また、何が効果的かを評価し、最適な学習法を見つける手がかりにもなります。

小さな成功を重ねることは、英語学習をより楽しく、効果的なものに変え、自己成長へと繋げる事が可能です。

モチベーションを上げるより、モチベーションに頼らないことも重要

モチベーションの上げ方について色々説明しましたが、英語学習においては必ずしもモチベーションを高く保たなければいけないというわけではありません。

英語学習において最も重要なことは「継続」です。
紹介した「環境を変える」の文脈に近いですが、例えば、決まった一定の時間はどんなにモチベーションが無くても英語学習をするというルールを自分に課し、それを忠実に行っていく。それが段々と習慣化し、モチベーションに関係なくやらない自分にソワソワするというような状況になるととても良いでしょう。

大変かもしれませんが、モチベーションに頼らないことも重要なので、継続を意識した自分ルールを課してみてください!

まとめ

英語学習者のモチベーションが下がる主要な要因には、目標の不明瞭さ、学習効果の実感不足、内容の不適合、及び学習方法の不一致があります。

これらの問題を解決し、学習意欲を高めるためには、統合的モチベーションに基づく明確な目標設定、学習環境の変更、インフルエンサーを見つけること、グループ学習への参加、そして小さな成功体験の積み重ねが有効です。

これらの戦略を用いることで、英語学習の過程をより充実したものにし、持続可能なモチベーションを維持することが可能になります。

この記事が皆様の英語学習に少しでも役に立つと幸いです!
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・自身が英語を武器にキャリアが広がったことから、社会人向けの英語学習情報発信サイト「EIGODIA」を開始
・日英の言語交換サロン「EIGODIA Room」、英語コーチ比較サイト「EIGODIA Match」を運営
・サンフランシスコに10ヶ月留学→ボスキャリで楽天に入社
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