こんにちは!
今回の記事では、留学生、特にボスキャリに参加する事を考えている人達に向けた記事です。
僕は、大学3年生を終了直後に1年間休学をし、サンフランシスコに留学しました。
そしてその期間中にボスキャリに参加したことによって、第一志望であった楽天グループ株式会社に内定を頂きました。
ボスキャリの参加者の90%以上(体感)は正規留学生や交換留学生でした。
しかし、就活を工夫することによって、語学留学生の僕でも大手企業から内定を頂くことができました。
その経験から得たボスキャリの必勝法やしておいた方がいいなど、自身の体験談と共に細かいところまで書くので是非読んでみてください!
(僕がボスキャリを受けた際、情報収集したところそこまで有力で詳しく書かれたものがなかったため作りたいと思って書いています!)
英語コーチ Hikaru
①ボスキャリとは?
ボスキャリの概要
ボスキャリとは、「ボストンキャリアフォーラム」の略称です。
キャリアフォーラムは(日、英orその他の語学)バイリンガルを対象とした就職の場であり、企業にとってはグローバル人材獲得の場であります。
キャリアフォーラム自体は世界各地で行われていますが、ボストンで行われるキャリアフォーラムが最も大きなキャリアフォーラムです。
2019年度のボスキャリでは、参加企業数は241社でベンチャー企業から内資外資大手企業まで様々です。
*2020年はオンライン開催でした。そこに対しての考察も5章で触れます。
見ていただければわかると思いますが、Amazonや三菱商事など名だたる企業も参加しております。
ボスキャリの特性
スピード内定
ボスキャリの最大の特徴は最短3日間で貰えるスピード内定です。
本来日本での就活は数ヶ月かかるのに対し、ボスキャリでは最短3日間でもらえます。
多くの人は、この甘い文句に釣られますが、実際全ての企業から三日で内定もらえるわけではありません。
ボスキャリの特性ですが、ベンチャー企業はスピード内定、大手企業は内定をもらうのに1ヶ月以上かかると思ってください。
ちなみによく聞く3日間で内定というのはウォークイン形式の面接です。
ウォークイン形式はボスキャリ会場で説明を受けて、その後面接に進み、内定をもらうというものです。
大手企業の場合は、ウォークインがない場合がほとんどです。
ちなみに準備等を含めると上記の時間よりもっと多くの時間がかかります。
成功の秘訣はこの甘い文句にまどわされず、しっかり時間をかけて準備するということにあります。
様々な企業の説明会や面接を受けられる
ボスキャリでは、先ほど紹介し多様に200以上の企業が説明会や面接を行なっています。
日本最大級のマイナビEXPOが300社くらいなので、引けを取らない企業数がボスキャリには参加しています。
企業数が多いので、面接する会社だけではなく、名前を聞いたことのある会社の説明会などを聞くことによって自分の興味や知識を広げることができます。
ボスキャリ=スピード内定というイメージが皆さんの中では強いと思いますが、どのようにして周りと比べたら学がない、語学留学生の僕が準備したかを時系列を追って説明します。
②ボスキャリの流れ
流れを細かく説明する前に今回ボスキャリの必勝法で一番大事な事を言います。
それは「早めの準備」です。そんなの当たり前だろと思うと思いますが、実際にこれができないと、当日に面接を受けれず、暇を持て余す事になります。
下記は僕の参考例ですが、これでは遅かったという反省があるので、僕のタイムラインより1~2ヶ月前倒しで進めることをおすすめします。
~9月
この時期の僕は、とにかく一般的に言われる就活の準備をしました。
就活の準備とは、自己分析、企業研究・業界研究、ES、テスト対策の4つと僕は定義しております。
自己分析
就活の準備の中で一番時間をかけて行ったのが自己分析です。
大体6月からぼんやりやり始め、7.8月で深く行いました。
自己分析と就活用語でいうと、無意識に嫌悪感を抱く方もいるかと思いますが、これからの自分の人生を考える時間と捉えるとそれは、学生の余裕と時間ある内に許された貴重な時間です。
自己分析をする事で、自分の人生を通して好きだったことや嫌いだったこと、成功体験とその理由から見た自分の強み、そして自分がこれからやりたい事などが見えてきます。
僕は最初は「絶対内定」という本を読み自己分析を進めていき、さらにESなどを書きながらより自己理解を深めていました。
こちらの本は本当にやって良かったと心のそこからオススメできますので是非やってみて下さい。
自己分析で何をすればいいのか分からない場合はこちらを読み進めて、分析のきっかけを作ると良いでしょう。
またもし本が苦手な方は無料キャリア相談サービスなどで、自己分析をするのがおすすめです。 ▼おすすめのキャリア相談サービス ポジヴィルで無料相談を受ける
企業研究・業界研究
企業研究と業界研究は7月から始めました。
自己分析の結果自分で興味があると感じた業界やその業界にあるボスキャリ参加企業に絞り分析を進めました。
業界分析では、業界の市場やどのような会社がその業界で活躍しているのかなどを重点的に見ました。
参考にしていた本は業界地図です。
企業分析はその会社の商材やサービスと企業理念を中心に分析を行い、自分が実際に行きたい企業なのか分析を進めました。
企業分析は企業のHPや経済ニューズなどを中心に行っていました。
ES
ESは8月~9月後半に書きました。
自己分析や企業分析を終えた段階なので、志望理由や自分の強みなどはスラスラ書けました。
内容には問題は無かったのですが、ESには字数制限などがあり、いかに要点だけ伝えるかという文章力を友達や先輩などに見てもらい添削して何度も何度も修正をしました。
僕が受けた企業は全て日本語のESで、200~800文字以内で提出というのが主だったので、学生時代に力を入れた事など、企業によって変らないものは200,400,800字用でそれぞれテンプレートを用意し対応しました。
ES自体は9月には出し始めていました。
テスト対策
テスト(SPI,WEBテ)対策は8月から始め、就活が終わるまで行っていました。
本気でやりたい事や入りたい企業があっても、テストで落とされると面接すら行ってもらえません。
そのような事にならないように「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」をひたすらに解き続けました。
これさえやり込めば大丈夫なので、1冊買って何度も何度もやり込むことをおすすめします。
9月までの時系列と、使った教材等をまとめると以下の通りです。
【2018年6月】
ボスキャリに向け「絶対内定2018」を読み始める。
自己分析開始。
【2018年7,8月】
自己分析を深めていく。(自己PR、ガクチカ等の雛形形成)
ボスキャリ参加企業で行きたい会社をpick up → 業界研究、企業研究
SPIの勉強「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」(2ヶ月で3周くらい)
【2018年9月】
ES提出開始(9月末)
10月、11月
この時期はES提出、テスト受験や事前面接等を行いました。
ES提出について
ES提出については、早めの提出をお勧めします。
この早さが、内定までの早さに繋がります。
企業は大体提出期限を10月末(中にはボスキャリ直前)くらいに設定していますが、それはあくまで提出期限です。
ボスキャリはESを提出した順に事前面接を受けることが出来る企業が多いです。
流れとしては、
ES提出→WEBテスト受験(事前)→1次面接(事前)→2次面接(事前)→3次面接、最終面接(ボストン)です。
ESを早く出す事によって、事前面接を受けれるか否かが決まります。
2時面接などがボスキャリ本番などでは、ボスキャリ期間中に内定をもらうことが非常に難しい状況ですので、必ず前もって進めておきましょう。
実際に僕は事前に4社ESを出し、テストを通過しましたが、事前面接を受けれたのは1社のみでした。
その内1社は当日面接予定でしたが、応募者が多すぎて、企業が面接体制を整えられず4月からの選考に回されてしまいました。
皆さんにはこの様にはなって欲しくないので、ES提出解禁日遅くとも、9月頭にはに提出するくらいのペースで対策を進めましょう。
webテストについて
WEBテストは対策をしていれば簡単にパス出来ると思います。
ちなみにボスキャリは留学生がメインで時間が限られていることもあり、webテストの通過率は高いと聞いたことがあります。
MacユーザーはWEBテストを受けれない可能性があるので、使えるWindowsのパソコンを見つけておく事をお勧めします。(僕は受けれなかったので、友達のパソコンを借りました)
事前面接について
事前面接は基本的に、ビデオ面接です。
時間を選択し担当者と面接します。
パソコン一つあれば出来ますが、Wifi環境が整っており、かつ静かに出来る場所を見つけておきましょう。
服装などは念のためスーツもしくはビジネスカジュアルでする事をお勧めします。
服装自由である会社も清潔感を持った服装で面接を受けましょう。
面接対策は自己分析をしっかりしておけば答える分には問題はありません。
志望理由や強みなどの深掘りをされたとしてもそれに余裕で答えるくらいに自己分析をしましょう。
僕自身面接には強い自信があったので緊張などはしなかったのですが、面接で緊張してしまい実際の実力を出せない方もいるかと思います。
その様な場合は模擬面接などを周りにいる友達や先輩、社会人の方々にしてもらう様にしましょう。
ボスキャリ直前期間
ボスキャリの直前の過ごし方について詳しく書いていきます。
僕は、語学留学ということもありバケーションが取りやすかったため、3日前の夜にはボストン入りしました。(準備と観光を兼ねて笑)
本番前2日間にしたこと
僕が本番前2日間にした事は、
・観光
・履歴書の作成
・当日の回り方の確認
です。
観光
観光では、泊まったAirbnbの近くにあったハーバード大学周辺を散歩したりしていました。
大学の近くの本屋などがとても綺麗だったのを覚えています。
また市内には大きな鳥が当たり前の様に歩いていたのにびっくりしました。
履歴書の作成
しかし、本番直前なので準備も抜かりなくしました。
履歴書の作成もこの時期に行いました。(詳しくは③にて)
当日の回り方の確認
この時期には予め企業から届くメールにある、面接のスケジュールと興味ある企業の説明会のスケジュール表を見て、どのように回るかをスケジューリングしていました。
他には面接で何を聞かれるのかを考えながら、シュミレーションなどをしていました。
直前の時期で大切なのは、最後の準備とリラックスを保つ事だと思い観光も混ぜながらゆっくり時間を過ごしました。
ボスキャリ本番
1日目
気合いが入っていた僕は、8時くらいにUberを使い会場に行きました。僕の時(2018年)の会場はHynes Convention Centerという場所でした。
8時に行く人はそこまでいなかったので、50人くらいの列でした。
しかし9時にもなると、「こんなに留学生いるんだ」ってなるほど沢山の就活生がいました。(1列10人くらいだったのですが、後ろの方がもう見えないくらいまでいました。)
これは2018年度の時に出されていた報告書ですが、2017年度の時点で12,000人以上の方が参加していたので、人気右肩上がりのボスキャリは現在はもっと多い人数が集まっていると予想されます。
9時になり、会場が開き、最初に各企業の情報が載った冊子を頂き、早速第一志望群の企業(大手化学メーカー)の説明会に向かいました。
そこで、第一回目の説明会を受け、そのまま人事の方とお話しできる機会をいただきました(すでに面接のような感じでした)。
面接には自信があったため、そのままその方に、「明日の〇〇時、時間ある?」と聞かれ、そこで1次面接へ進める事が出来ました。
その後は、事前にテストまで済ましていた、エネルギー系の企業の説明会を受けに行きました。
履歴書を出し、1次面接の予定を人事と相談しました(事前メールでは1次面接の日程調整で終わっていた)。
しかし、その企業はすでに応募者が定員を大幅に上回っていたため、面接の予定が組めないとの事で、当時3年生で帰国のメドも立っていた僕は4月からの選考に回されてしまいました。
ここでどれだけ早く準備し、ボスキャリ前に面接しておくのが重要かという事を実感しました。
その後も、(内定先になる)IT企業の説明会に参加し、コンサル企業の説明会に参加しました。
ここで僕が事前に登録した(ESを提出していた)企業の説明会を回り終えてしまいました。
時計を見るとまだ12時。
「。。。」
何と1日目の午前中に第一志望群の企業に対してやる事が全て終わってしまったのです。
(明日に面接控える化学メーカーの1次面接以外、面接の予定が無かったのです。)
とりあえず、僕はそこで昼食をとり、休憩にしました。
午後は、なんとなく興味があった企業や名前の知っている企業の説明会をひたすら回りました。
そして17時に会場を後にしました。
滞在先に戻った後は、2日目の予定を考えました。殆どの大企業を周り尽くしたため、2日目はベンチャー中心に回ろうかなと決めました。
2日目
この日も、会場入りは早く30分前には、会場の前で待機していました。
開場と共に、入場したものの、化学メーカーとの面接は午後だったため、正直暇に感じました。
適当に会場に回り、気になったベンチャーの説明会に飛び込んだり、就活応援フェア(面接の練習等)をやってる面接に行き、担当の方と模擬面接をしたり、興味のない企業の説明会に参加したりしていました。
ただ、意外とその時間はつまらないものではなく、自分が知らない事を知れたり、疑問に思ったことは全て聞いたりしたので、社会勉強になり非常に良かったです。
その後ESを提出していたコンサル企業に行ったところ、面接は出来ないと言われました。
実はボスキャリは、正規留学生、交換留学生を募集対象としている企業が多く、語学留学生である僕は本来募集対象外ですが、当たって砕けろ精神で応募していました。
化学メーカー、コンサル企業もそういう企業であったため、門前払いを覚悟の上だったのですが、コンサルはやはり4月からの選考にしてほしと断られました。(また対象学年なども重要)
午後、無事化学メーカーの面接を受け終え、IT企業の登録者限定の説明会など受けました。
3時過ぎくらいには化学メーカーからメールが来ており、4月の特別選考に回って欲しいとの連絡が来ました。
ここで完全に全ての企業からの面接のオファーが潰えました。(楽天は1次合格通知は来たものの、2次の案内が来ていなかった。)
その時の気持ちは、失意より疑問の方が強かったです。
恥ずかしいですが、「なんで俺を採用しないんだよ。勿体無い。」くらいの気持ちでいました。
そんな自信過剰な性格なお陰で特にメンタルをやられる事は無かったのは今思うととても良かったです。
そんな中会場を歩いていたら、一際大きな声で、説明会行っているベンチャーがありました。
行くあてもなくそこの説明会を受けると、とても面白い説明会でした。
やりたい事とは違うけど、「人」や「成長」の観点から見たらとても魅力的な企業でそのままウォークインで面接を受けました。
面接を突破し、その企業からディナーに誘われました。
ボスキャリでは、このディナーが企業との相思相愛度を測る上では重要です。
ディナーとは企業がぜひ欲しいと思う学生に声をかけ、夜の企業が行うパーティーに招待するというものです。
そこではよりフランクな雰囲気の中、社員の方と話したり学生同士で情報共有できたりします。
僕が参加したディナーでも上記に漏れることなく、充実したものとなりました。
その後家に帰った後は、充実感と共に、自分が今までの自己分析では考えられなかった考えなどが沢山浮かんできました。
ボスキャリを必死に過ごす中で、いろいろな価値観や考えをインプットしていたのです。
今までに人生のこと、準備期間のこと、この二日間のこと、今思ってること、将来のこと。
そんな事を色々考えながら眠りについた事を今でも鮮明に覚えています。
3日目
ボスキャリの3日目はおまけです。
3日目は多くの企業が撤収し始め、参加者もそれぞれの地に帰ってしまいます。
そのため会場は1日目や2日目ほどの盛り上がりはありません。
僕はこの日は、昨日のベンチャーの二次面接に呼ばれていたので、向かいました。
そこで無事に面接を終え、3次面接を日本で行う約束をしたところで、本番三日間は終わりました。
ボスキャリ終了後
ボスキャリ終了の翌日の朝は完全燃焼な気持ちでした。
そんな気持ちでいながらその足で目と鼻の先であるNYに寄ってから、サンフランシスコに戻る予定でした。
そんなNY観光中の時、楽天から1次面接通過のメールが届きます。
メールの内容を見ると3日後に面接が出来るかとの事で、面接予定を組みました。
そのままサンフランシスコに戻り、また学校でweb面接を行いました。
そこからはボスキャリの三日間とは違い、嘘のようにトントン拍子で進み、3次面接を日本で受ける約束となりました。
日本帰国後、本社にて管理職レベルの社員の面接を受け、その後リクルーターとの面接を重ね、内定を頂きました。(1月くらい)
それと同時に最終面接まで進めていたベンチャー企業には、感謝と謝意を込めて選考辞退のメールを送りました。
担当者と仲良かった分、残念な思いもありましたが、やりたい事を考えた際、やはり楽天の方が志望度が高かったのです。
こうして無事に第一志望から内定を頂き、僕のボスキャリは完結しました。
③ボスキャリで成功する秘訣
②がとても長くなってしましましたが、ここで一番皆さんが知りたいであろう、ボスキャリで成功する秘訣を就活編と準備編(ボスキャリを進めていく上でのTipsなど)の2つの観点から書きたいと思います。
・就活編
ここでは、僕が実際にこうすれば良かったなどの反省点やこうして良かったなどのポイントをまとめたいと思います。
反省点
1.事前準備が遅かった事
これが1番の失敗であったかなと思います。
兎に角もっと早く準備を済ませておき、もっと早くESを提出すれば良かったです。
ここまで読んで頂いた方は分かると思いますが、ボスキャリ本番は、最終面接をする場です。
早めにESを提出し2次面接まで事前に終わらしておけば、本番中にもっと面接を組めたかなと思っております。
2.スケジューリングが下手だった事
これも本番中痛感しました。
参加企業は事前に大体把握しているつもりでしたが、ハナから見ていない企業などもありました。
そもそも面接の時間が埋まってなかったというのもありますが、何の意図もなく企業の説明会をひたすら回っていたのは非効率でした(しかし、興味のない分野の知識も増えたり、説明会そのものが楽しかったりと悪い点ばかりではない)。
良かった点
1.就活準備をとても丁寧に行った事
ボスキャリの流れでも書いた通り、僕は事前準備をとても丁寧にやりこみました。
面接を受ける段階では、自己分析を深く行ったため、志望動機やガクチカはどんな質問が飛んできても、筋が通った回答ができるほどであり、自信を持った状態で臨めました。
実際に帰国後楽天からの正式の内定が出るまで、就活をしたのですが、テストやES、面接で落とされる事はありませんでした。
2.第一志望群の企業しか受けなかった事
この記事を読んでいる人で、こいつ受けてる企業少ないと思った方も多いと思います。
僕がボスキャリで受けた企業はたった5社でした。
どの企業もやりたい事が出来、入りたい(受かったらそこで就活を終えてもいいくらいの気持ち)企業でした。
その分一つ一つの企業に対してしっかり準備する時間があったため、面接で落とされた(お祈りメールを頂いた事)はありませんでした。
(4月の特別選考ルートに回された企業はありましたが..!)
エントリー企業を絞った事は、本命の第一志望群の内定獲得の成功率を上げるために、非常に有効だったと感じています。
ただ本番中に時間を持て余す可能性があるので、興味がある企業は説明会などをピックアップしておくのをお勧めします。
3.貪欲さを失わなかった事
暇になった時も、常に何かを得ようとした姿勢は本当に良かったと持っています。
そうしたハングリー精神を常に持っていたおかげで、選考を進めたベンチャー企業とも出会い新たな価値観や考え方も身につけました。
そうしたことは全て自分の成長に繋がっている事をすごく感じています。
以上が就活編はです。
準備編
ここでは、準備やチップについて書こうと思います。
これを使っといて良かったななど、ボスキャリを進めるにおいて有効だったものを記していきたいと思います!
必要なもの編
結構みんな悩むのではないでしょうか?リストアップしていきます。
・滞在期間中の必要品(洋服、日常品、薬、パスポート、お金等)
・スーツ/スーツに合うカバンと革靴
・ES/履歴書のコピー
・ボスキャリのapp
とてもざっくりしていますが上記は必ず用意しましょう。
滞在期間中の必要品
滞在に期間中の必要品に関しては旅行の時に持っていくものと同じです。
「旅行 必需品」で検索して頂ければ、本記事より詳しく出ると思うので今回は省略させて頂きます。
スーツ
スーツに関しては要注意です。
海外での就活ですが、ルールは日本の就活と一緒です。
99%の人がスーツを着て就活をしていました、
中には髪を染めたまま来る人もいますが、派手な髪色はやはり目立ってしまいます。
もちろん自分のありたい姿でいるのも重要ですが、企業によっては容姿がディスアドバンテージになりうる可能性があります。
ES/履歴書のコピー
ボスキャリのHPで出すものとは別に、履歴書を求められる事があります。
しかし海外では履歴書を手に入れる事がまず不可能なので自分で作る事となります。
下記に僕が自作した履歴書を貼っておくのでぜひ使ってみてください!
履歴書テンプレ
このファイルをもとに自分なりに、変えることも可能です!自分の強みが目立つようにアレンジしてみてください。
証明写真も必要となります。
海外では日本の様な証明写真も取れないので、僕は白い壁をバックにしてスーツ姿で撮った自前の証明写真風の写真で臨みました。
不安に感じる方もいると思いますがこれで全然OK(周りの人も証明写真は持っていない)です。
ちなみに海外で証明写真の形に写真を出す時はこのappなどがオススメです!
appストアで証明写真と検索するとスマホで取れるものがたくさんあります。
実際に僕が使っていたappはすでに配信停止していました。(涙)
このようなappで撮った画像は、CVSでプリントアウトできます。
CVSとはアメリカでは至る所ににある、ドラックストアです。
履歴書のコピーなどは、Fedexもしくは図書館などでできます。
学校でコピーして持っていくのをお勧めしますが、できな場合は上記の場所も使ってみてください!
ボスキャリのapp
これはボスキャリ登録者は全員ダウンロードする必要があります。
当日の入場時に必要なQRコードなどを出してくれるのでダウンローとしておきましょう。
現地編
現地編は現地で使えるものや情報を共有していきます。
宿泊先について
ボスキャリ直前にホテルやair bnb などを予約すると、いい場所は埋まってしまうので、2~3ヶ月前には押さえておきましょう。
料金については、1泊1万円以下であると思います。
僕の場合は友達とair bnbを借りてさらに安く泊まっていました。
移動手段
僕はUberを圧倒的におすすめします。
理由としては、安全で安いし正確だからです。
宿泊先を選ぶ際には、車で10~15分くらいのところを選ぶといいかもしれません。
ボストンは主要都市なので、公共交通機関も揃っていますがUberであれば目的地を入れるだけで迷うことなどはありません。
気温について
11月のボストンは寒いです。
調べたところ、11月のボストンの平均気温は、最高気温11℃最低気温3℃でした。
日本の12月くらいの体感温度でした。
ダウンやホッカイロを持っていく事おすすめします!
④ボスキャリを通して抱いた感想
まとめとなりますが、ボスキャリを通じて抱いた感想を述べたいと思います。
英語は喋れて当たり前。それ以外の経験やスキルが求められている
参加者は全員留学生なので英語は喋れて当たり前と思った方がいいです。
日本では評価対象であるTOEICの点数などはここでは通用しないので、英語以外で自分の強みは何であるかをしっかり自覚する必要があります。
実際になぜ留学したのかなどの質問はよく聞かれたのですが、英語の実力を問われる質問はほとんどされませんでした。
すごいハイレベルの学生もいれば、チャランポランもいる
実際に会場で話した人の中にはハーバード在籍で優秀な学歴とスキルを持ったエリートもいれば、ただボスキャリってなんだろうと来た学生もいました。
内定を何個も貰える人もいれば、説明会では爆睡し、何も得れずに帰る人もいます。
ボスキャリはあくまで人生でやりたいことの手段に過ぎないので、その先の目標しっかり見据えて参加することをおすすめします。
挑戦的な企業に出会えるため、社員からいい刺激がもらえた
わざわざボストンまでリクルートに来る会社なので、これから優秀な人材を集めて伸ばしていきたいという企業が多かったです。
ベンチャーから大企業まで、多くの社員の話を聞くことができ、ディナーに呼ばれればさらに深い話もできます。
実際僕はディナーに呼ばれた、ベンチャーの社員の方から大きな影響を受けましたし、逆にここは違うななど自分がやりたくないことも明確になりました。
いろいろな業界や会社の社員と一度に話せる機会は少ないのでいい機会でした。
コロナ渦のボスキャリについて
2020年より日本でも大流行している新型コロナウイルスの影響で、キャリアフォーラムもオンライン化されました。
オンラインでの申し込み→Live配信で企業説明会、オンラインでの面接が大きな流れとなっています。
企業説明会に関しては、従来のキャリアフォーラムと大きく変わりますが、オンライン面接等は僕の就活時から行われていたことです。
企業説明会に関しも、むしろ現地に行かなくて済む事により、経済的束縛がなかったり、時間的にも余裕が生まれるなどの大きい利点があり、授業の合間でも参加することも可能になりました。
キャリアフォーラム(就活)を成功させるための本質は、説明会の場所や面接の様式ではなく、どれだけ入念な準備をしてきたかにあると思います。
しっかり準備して、皆さんが納得のいく結果が出れば幸いです!
最後に
つらつらと文字数を気にせずに書いたら、とても長くなってしまいました。
もし「これも知りたい!」や「これはどうだったの?」などあれば、コメントをいただければ、答えられる範囲で答えていきたいと思います!
1人でも多くのみなさんが、第一希望の就職先に入れるように、心から祈っております! Good luck!!!