【経験・在住者談】イギリス留学を検討している時に気になる点をお答えします!

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古い歴史を持ち、格調ある伝統と現代文化が融合しているイギリス。
英語の発祥地であり、英語教育の水準も高いことで知られています。英語をしっかりとレベルアップさせながら自分の専門分野を学びたい人にぴったりの国です。

今回は、どこの国に留学するか迷っている方やイギリス留学に興味がある方に向けて、イギリス留学経験があり、現在イギリス在住の筆者が自身の経験も交えながら、イギリスという国の特徴やイギリス留学のメリット・費用・注意点などをまとめてご紹介します。

留学先選びの参考になれば幸いですので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を書いた人
朝EIGO 編集部
・現在イギリス在住のライター
・学生時代はイギリス留学を経験
目次

イギリスってどんな国?

イギリスは、日本と同じ島国で、ヨーロッパの北西沖に位置しています。
面積は約9万5千平方マイル(24万5千平方キロメートル:日本の本州と同じくらい)です。人口は2022年時点で約6,850万人であり、日本の人口の約半分です。

一言で「イギリス」と言われることが多いですが、「イングランド」「スコットランド」「北アイルランド」「ウェールズ」の4つの国で構成されています。この4つの国はそれぞれの歴史や文化を持っていて、その違いもイギリスの魅力のひとつです。

イギリスの気候

イギリスの天気というと、雨の多さをイメージするかもしれません。
確かに雨は降りますが、ロンドンは東京よりも乾燥していると言われています。
また、天気が変わりやすいことも特徴で、晴れていると思ったら数時間後には雨が降り出した……ということもよくあります。
そのため、一日中大雨が続くというのは少ないです。

イギリスの生活様式

イギリスの人々は紅茶が大好きです。
ティータイムを通じて親しい人とコミュニケーションをとったり、甘いものを片手に癒されたり。
紅茶の種類やブランドも多く、スーパーマーケットでは様々な紅茶を手に入れることができます。

同じく食に関して、イギリスではパブ文化が発達しています。
ちょっとしたパーティーを開いたり、気軽に一杯飲みに行ったりと、イギリス人には欠かせない存在です。

また、日本とイギリスで共通している点に、交通ルールがあります。イギリスでは日本と同じく右ハンドル・左側通行が基本です。

イギリスの物価

イギリスは物価が高く、イギリス留学のデメリットと言えるかもしれません。

例えばロンドンで生活する場合、フラットをシェアしても毎月500〜800ポンド(約75,000円〜120,000円:為替は£=150円計算を目安に計算)の家賃がかかります。シェアではなくひとり暮らしを希望する場合、さらに値段は高くなります。

また、交通費もロンドンでは片道4.9ポンド(約735円)と高いです。
オイスターカードというICカードの利用で多少安くなるので、ロンドンで生活する場合は利用しましょう。

イギリスの雰囲気

イギリスは移民も多く、それぞれの多様な文化を尊重しています。

しかし、どこへ行っても大切なのは、人に対してのマナー。
老若男女、誰もが接する相手に尊敬を持って生活しています。
丁寧なあいさつをしたり、後ろの人のためにドアを開けたりといったことは、日常生活でよく見られる光景です。

英語圏の人というと、自分の主張をはっきり伝えるイメージがあるかもしれませんが、イギリスの人々は遠まわしに表現することが多いです。
何か問題があっても、相手の意見も尊重しながら折り合いをつけていく雰囲気があります。

オススメの留学先の都市と特徴

イギリス留学で人気の3大都市をお伝えします。
イギリスのどこに留学するか迷った際はこちらを参考にしてみて下さい。

ロンドン

イギリスの首都であるロンドンは、アートやファッションなどの文化面においていつも時代の最先端を行く都市です。
大都市であるため留学費用は他と比べると少し高くなるのがややネックですが、移民も多く、世界各国から来た留学生と交流したい人にはぴったりです。

ケンブリッジ

イングランド東部に位置するケンブリッジは、都会すぎず田舎すぎず、リラックスした雰囲気のなか勉強することができます。
ロンドンからも電車で1時間弱、バスで約2時間ほどなので、休みの日にロンドン観光に行きたい方にオススメです。

オックスフォード

名門オックスフォード大学をはじめ、映画「ハリーポッター」のロケ地としても有名なオックスフォード。
イギリスのなかでも比較的治安が良く、自然に囲まれてのんびりと留学生活を送ることができます。
学生の町であるため、学割が受けられる施設が多いこともメリットです。

イギリス留学のメリット

イギリスの土地柄や雰囲気をお伝えしたところで、イギリス留学のメリットに関してお伝えします。
イギリス留学のメリットは以下の4つです。
イギリス留学のメリット

・本場の英語を学ぶ事ができる
・質の高い英語教育を受けることができる
・世界各国の学生と交流ができる
・ヨーロッパへ安く旅行ができる
・伝統と最先端が共存し、様々な文化を楽しめる

それぞれ解説します。

本場の英語を学ぶことができる

イギリスは英語の発祥の地であり、オーストラリアやニュージーランドなどではイギリス英語がベースとなっています。
イギリス英語は格式の高さも特徴で、公の場やビジネスシーンで使うと良い印象を与えることができます。
初めはイギリス英語の発音やスペルの違いなどに慣れるのに時間がかかるかもしれません。
しかし、イギリス英語は一つ一つの単語をはっきり発音するため、日本人にとっても聞き取りやすいです。

質の高い英語教育を受けられる

イギリスには、世界的にも有名なオックスフォード・ケンブリッジ両大学のほか、世界トップクラスの大学が数多く存在していて、全体的に教育水準が高いです。
イギリスの大学の教育の質は、公的機関であるQAA(高等教育質保証機関)による厳しい審査により保証されています。

世界各国の学生と交流ができる

イギリスには、世界各国から学生が集まります。そのため、知り合った他の留学生から彼ら・彼女たちの文化を学ぶこともできます。
筆者がイギリスに留学した際も、中国やタイ、イラクやサウジアラビアといった様々な国から来たクラスメートと交流することができました。

ヨーロッパへ安く旅行ができる

日本からヨーロッパへ行くとなると費用も多くかかりますが、ヨーロッパでは様々なLCC(格安航空)が運航していて、イギリスから安く旅行することができます。
実際に筆者も留学中にオランダやフランスを訪れました。

伝統と最先端が共存し、様々な文化を楽しめる

長い歴史を持つイギリスには、どの町にも古いお城や教会が残っていて、美しい風景を楽しむことができます。
美術館や博物館も多く、観光名所もたくさんあるため、忙しい勉強の息抜きに困ることはないでしょう。また、現代アートやエンターテイメントも気軽に楽しめるほか、サッカーやラグビー観戦などもすることができます。

イギリス留学の費用

費用面に関しても気になる方は多いのではないでしょうか?
筆者の体験談や周りの留学生の費用感から、イギリスに短期留学する場合、1か月であれば20〜60万円、3か月であれば60〜150万円くらい(いずれも学費・渡航費・居住費・生活費などの合計)が目安と言えるでしょう。
短期留学は期間が短い分、渡航費が大部分を占めます。格安航空チケットや航空会社のセールなどを上手に活用することで、少し費用を抑えることができます。

1年間などの長期留学の場合、合計140〜440万円くらいを見ておきましょう。
イギリスの大学はほとんどが公立大学で、学費は1年で10,000ポンド(約150万円)くらいですが、理系や医学系の学部の場合はさらに学費が高くなります。

イギリス留学に必要なビザ

イギリス留学に必要なビザは、期間や目的別に主に5種類あります。なお、6か月未満の留学であれば学生ビザの取得は不要です。

短期留学ビザ(6か月)

渡英者が16歳以上かつ6か月未満の滞在で、就学が目的(英語コースを含む)の場合に申請します。

短期留学ビザ(11か月)

渡英者が16歳以上かつ11か月未満の滞在で、英語コースを受講する場合に申請します。

Tier4(子ども)学生ビザ

17歳以下の留学生で、指定の教育機関で就学する場合はに申請します。

Tier4(一般)学生ビザ

16歳以上の留学生で、語学学校などを含む教育機関で6か月以上就学する場合に申請します。

Tier5(YMS/ワーキングホリデー)ビザ

ワーキングホリデーに代わるビザで、最長2年間の滞在・就学・就労ができます。

イギリス留学の注意点

またイギリス留学に行く前に必ず知っておきたい注意点をいくつかご紹介いたします。
注意点を知らないと折角の留学が嫌な思いで終わってしまう事がありますので、頭に入れておきましょう。

軽犯罪に注意

外務省のホームページでも、イギリスはヨーロッパ諸国のなかでも比較的治安が良いとされています。
しかし、スリや盗難、置き引きなどの軽犯罪は多く発生しています。
「パブやレストランで荷物を置いたまま席を立たない」「多額の現金を持ち歩かない」「一目でブランド物とわかるものを身に着けない」など、自身でできる対策はしっかりしておきましょう。

地域によって英語のアクセントが違う

留学する地域によっては英語のアクセント・訛りがかなり強いところもあります。
留学先の授業では先生の言っていることが理解できても、町に出ると何を言っているかわからない、と感じることもあるでしょう。
留学先が決まったら、ぜひその地域のアクセントなども調べておきましょう。

健康保険(NHS)への加入が必要

イギリスに6か月以上留学する場合、ビザ申請時に健康保険料を支払う義務があります。健康保険料を支払わずにビザ申請だけを行うことはできません。この健康保険はNHSと呼ばれ、加入することで病気やケガの際にイギリス国民と同じサービスを受けることができます。処方薬、歯科、眼科検診を除いて原則無料で提供されています。

まとめ

イギリス留学は、英語を本場で身に着けたい人、様々なバックグラウンドを持つ留学生と交流したい人にオススメです。
留学生としてイギリスで生活することで、自分の英語力が向上するだけでなく、多様な価値観に触れる機会となるはずです。

イギリスの基本的な情報や、留学するメリット・注意点などをしっかり把握したうえで、自分に合う留学先を探してみてください。
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サイト運営者

物や人を繋ぎ生活を豊かにするWEBサービスを作りたいと思い、言語交換サロン朝EIGOを運営中。
サンフランシスコに10ヶ月留学→新卒で楽天入社→現在はベンチャー企業で修行中。
TOEICは910点。
自身の海外経験を活かして、皆さんの英語学習や留学のサポートが出来る様に記事を書いていきます。

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