英語が聞き取れない人必見!ネイティブ英語が理解できるようになる方法

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英語を聞き取れないという悩みは、多くの英語学習者が直面する一般的な問題です。
ネイティブスピーカーの速度で話される英語、映画やドラマ、ビジネス会議や日常会話でのリアルタイムの理解は、学習者にとって大きな壁となり得ます。

この記事では、「英語を聞き取れない」という問題に対して、具体的な解決策を解説します。
英語聞き取りが難しいと考えている方でも原因を理解し、それぞれの課題に対応するための実践的なアプローチを行っていくことで、リスニングスキルを段階的に向上させることを目指します。ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
EIGODIA編集部(Hikaru)
・自身が英語を武器にキャリアが広がったことから、社会人向けの英語学習情報発信サイト「EIGODIA」を開始。
・日英の言語交換サロン朝EIGO、英語コーチを探せる英語コーチサーチを運営中。
・サンフランシスコに10ヶ月留学→新卒で楽天入社→現在はWEBマーケターとして活動中
・TOEIC910点。
目次

日本人がネイティブの英語が聞き取れない原因

英語の聞き取りが難しいと感じるのには、いくつか共通の原因があります。これらの原因を理解し、対策を講じることで、リスニングスキルの向上が期待できます。

単語やフレーズを知らない

英語を聞き取れない大きな理由の一つは、単語やフレーズの知識不足です。
特に専門的な話題や日常会話でよく使われるイディオムやフレーズを知らないと、文脈を理解することが難しくなります。

例えば「Look(見る)」という単語は皆さん知っていると思いますが、「observe(見る)」という単語を使用されるとわからなくなります。
また他にも「once in a blue moon」のように、一つ一つの単語は理解できても、フレーズとして理解できず聞き取れないというケースもあります。
日常的に使用される「look」に対して、「observe」はよりフォーマルな文脈や特定の状況、例えば科学的な観察や詳細な検査を示す際に使われることが多いです。
「once in a blue moon」は「滅多にない」という意味を表すフレーズです。

発音やアクセントを知らない

聞き取りにおいて、知っている単語でも発音が異なると理解できないことがあります。

英語には多数の発音が存在し、特に母音の微妙な違いや、リエゾンによる音の変化は聞き取りを難しくします。
またスペルを文字通りにスペルを発音しない単語や、アクセントが和製英語と異なる場合もあります。

この課題を克服するには、発音練習に特化した教材を使用するか、オンラインの発音ガイドを参照しながら、口の動かし方や舌の位置など、正しい発音方法を学ぶことが有効です。また、ネイティブスピーカーの発音を真似るシャドーイング練習を行うことで、自然な英語のリズムと発音に慣れることができます。(学習方法については後ほど後述します。)
リエゾンとは、英語の発音において、単語と単語が連結して流れるように発音される現象です。単語の最後の子音と次の単語の最初の母音が滑らかにつながることを指します。

文法がわかっていない

文法の理解が不十分だと、文の構造や意味を正確に把握することができません。
特に英語の時制、受動態、条件文などは、文の意味を大きく変える要素です。
文法の基礎を固めることで、聞き取った内容の意味をより深く理解することが可能になります。

文法書を読むだけでなく、オンラインの文法テストを利用して知識を確認したり、文法を意識したリスニング練習を行うことが効果的です。また、英語を書く練習を通じて、自然と文法知識が身につきます。

周波数の違い

こんな原因も..!?と思う方も多いと思いますが、周波数の違いも英語が聞き取れない原因の一つです。
英語と日本語では、発音する際の周波数が異なります。英語の音は高い周波数範囲にあり、日本人の耳には聞き取りづらい音も多く存在します。
この周波数の違いに慣れることが、英語聞き取り能力を向上させる鍵となります。

英語を聞き取れるようになる方法

各原因をご紹介したところで、実際にどのように勉強すれば、英語が聞き取れるようになるのかを解説していきます。

STEP1:英単語やフレーズ、文法の勉強をする

まず行わなければならないのは、英単語やフレーズ、文法などといった土台の学習です。

単語のフレーズの知識不足の解消

そもそも英語の日常会話において、流暢にコミュニケーションを取るためには、約3,000〜4,000単語が必要とされています。
テスト等でない場合に関しては、基本的な挨拶や日常生活で頻繁に使用される表現を覚えることが、初心者が最初に目指すべき目標です。これにより、基本的なコミュニケーションが可能になり、学習のモチベーション向上にもつながります。

単語やフレーズを学ぶには単語帳が最も効率よく学べる教材です。
英単語帳にある単語を発音と一緒に学ぶことによって英語力の土台を築くことができます。
英単語帳で学ぶときは同じ単語帳を覚えるまで何周もすることをおすすめします。

まず基礎的な部分から学びたい人は「​​中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本」を使うと良いでしょう。

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この本をやり切ることで、日常会話のベースとなる単語を覚えられるのでおすすめです。

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DUO3.0の特徴は覚えるべき英単語1,600語と熟語1,000語を含んだ例文が記載されており、それに沿って各語彙を覚える単語帳です。一つ一つの例文が複数の語彙を含んでいるので覚えやすく、例文を見ながら覚えるスタイルなので文章読解の力も養えます。

英文法の基礎の学び直し

英単語を覚えつつ英文法の学び直しも行いましょう。
英文法を理解することで、ニュアンスで理解するのではなく英語を構造的に理解することができます。
特に時制や受動態などがわからないと、相手が話している内容と自分が理解している内容に齟齬ができてしまうので、気をつけましょう。

英文法に関してはどの本を読んでも同じなので、自分にあった本を一冊やり切ることが重要です。
私が英文法を理解する上でおすすめする本はNextStageです。
NextStageは難易度もやや難しい英文法までカバーできているので、一冊やりこめば十分英文法に関して理解できている状態になります。
記載されている内容を覚えるまでしっかり何周もしましょう。

「文法」「語法」「イディオム」「会話表現」「単語・語い」「アクセント・発音」の大学入試頻出項目を最も効率的に身につけることができます。
英文法・語法問題はもちろん英作文問題や英文読解問題も含めて大学入試で合格点を取るために前提となる知識が1冊にまとめられています。

STEP2:発音、リスニングの練習をする

単語や文法の理解ができたら、発音やリスニングの練習をしましょう。

発音の勉強

自分で正しく発音できない英語は、リスニングで聞いたとしても聞き取れません。
英語には日本語にない発音があります。

例えば、"th" の音(これは、"think" や "that" で聞かれる)は、日本語話者にとって特に難しい発音の一つです。
また、"r" と "l" の音の区別も、日本語にはないため、学習者にとって難しい発音となります。
これらの発音を正しく発するには、口や舌の位置を意識して練習する必要があります。

ネイティブに実際に教えてもらうことが一番ですが、難しい方は以下の参考書を活用すると良いでしょう。

英語が聞き取れない原因は、しゃべるスピードが速いからではなく、「発音のルール」を知らないから。
この本では、ネイティブの音が聞こえてくるようになる、発音のルールをひとつずつ解説していきます。

リスニングの練習

リスニング練習方法には、ディクテーションとシャドーイングが効果的です。ディクテーションは、聞いた内容を文字に起こす練習で、聞き取り能力だけでなく、語彙力や文法力の向上にもつながります。手順としては、まず短い音声を選び、聞きながら主要な単語をメモします。次に、音声を止めて、聞いた内容を書き出し、最後に正解と照らし合わせて自分の理解を確認します。

シャドーイングは、聞いた英語をそのまま真似して話す練習で、発音の改善はもちろん、リスニングスキルの向上にも効果的です。この方法は、リアルタイムでネイティブの発音やイントネーションを模倣することで、自然な英語のリズム感を身につけることができます。実践する際は、まず理解できる速度の音声を選び、音声に合わせて口に出して繰り返します。これらの練習を継続することで、聞く力と話す力の両方が向上します。

ディクテーションやシャドーイングはYoutubeやネットフリックスなど自分が興味のある英語の動画を見ると良いでしょう。

ネイティブのスピードやスラングに慣れる

シャドーイングやディクテーションによって一文一文の英文が聞き取れるようになったら、ネイティブのスピード感やスラングに慣れていくようにしましょう。

ネイティブの速度に慣れるためには、まずは英語の音声や動画を多聴することが重要です。速度を徐々に上げていくことで、自然と耳が速い英語に慣れていきます。
また、特定のフレーズや単語を聞き取る練習を重ねることも効果的です。

スラングやイディオムの理解には、現地の文化や日常会話に触れることが不可欠です。
映画やドラマ、YouTubeチャンネルなどを通じて、リアルな言葉遣いを学びましょう。また、スラング辞典やオンラインリソースを活用して、知らない表現が出てきたときは積極的に調べる姿勢が大切です。

リスニングを学ぶならネイティブと話すことが一番

リスニングスキルを向上させる最も効果的な方法の一つは、ネイティブスピーカーとの実際の会話です。
ネイティブと話すことで、日常会話で使われる自然な表現やイディオム、さまざまなアクセントや速度に触れることができます。
また、リアルタイムでのコミュニケーションは、聞き取り能力だけでなく、瞬時の理解力や反応速度を鍛えるのにも役立ちます。

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効果的な学習アプローチで英語を聞き取れるようになろう

この記事では、英語聞き取りの難しさに対処するための様々な方法を探りました。
単語やフレーズの知識不足、英文法の基礎、発音の違い、そしてネイティブスピーカーの速度やスラングへの適応に至るまで、英語リスニング力を高めるための具体的な戦略を紹介しました。

日常で実践できるディクテーションやシャドーイングのような練習法を取り入れることで、英語の聞き取り能力を段階的に改善し、より自然なコミュニケーションを目指すことが可能です。
継続的な努力と適切な学習方法の選択が、英語リスニングスキル向上の鍵となります。
ご紹介した効果的な英語学習を行い、英語を聞き取れるようになりましょう!
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サイト運営者

物や人を繋ぎ生活を豊かにするWEBサービスを作りたいと思い、言語交換サロン朝EIGOを運営中。
サンフランシスコに10ヶ月留学→新卒で楽天入社→現在はベンチャー企業で修行中。
TOEICは910点。
自身の海外経験を活かして、皆さんの英語学習や留学のサポートが出来る様に記事を書いていきます。

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